3LN3

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日記

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2000 年 11 月 4 日(土)

東京湾アクアラインを走りに行く。 川崎側から入って木更津に抜け、帰りは一般国道を通る計画。

国道 1 号線から国道 409 号線に入ってまっすぐ川崎側の浮島入口に向ったが、この道路が良くない。 川崎縦貫道が建設中でいたるところ工事中なだけでなく、既にできあがっている部分の高架の下の一般道もごつごつでこぼこですごく走りにくい。 取り付け道路がこれじゃぁ利用者が増えないのも道理。

トンネルに入ると、うって変わってすごくきれいな道。 制限 80km/h だったけど(電光掲示だったから一時的な制限だと思う)、90km/h 弱で走っている僕をほかの車はバンバン抜いていった。 100km/h 以上出てるな、あれは。 どこまでも真直ぐで、すごいスピードで抜いてった車の尾灯がいつまでも見える。 オービスの類いも特に付いてないみたい。

海ほたるパーキングエリアでちょっと休憩。 3 連休のせいか、普通車用の駐車場はいっぱい。 恋人同士や家族連れでごったがえしてた。 晴れて眺めもいいし、グッズ販売やだけでなく広場、資料館や和・洋・中の各種レストランもそろっていて、パーキングエリアというよりも観光地という感じ。 せっかくだから海ほたるの発光デモを見ることにした。 うっすら青白く光るさまはなかなか幻想的で、その美しさに歓声が上っていた。

海ほたるパーキングエリアを出ると今度は海上の橋の部分。 横風が強かったけど、なにしろ真直ぐなので一気に駆け抜ける。

アクアラインの本線料金所のある木更津金田では下に降りずに、館山自動車道への連絡道を少し走って次の袖ヶ浦で下に降りた。 木更津金田から先は別料金なんだけど、袖ヶ浦で降りると降りた所がちょうど国道 16 号なので帰り道が分かりやすい。

国道 16 号をしばらく走っていると、信号待ちスタートダッシュの時にクラッチレバー辺りから「ぱちっ」と変な音。 なんだかクラッチワイヤが伸びたような感じになって具合が悪い。 とりあえずレバーつけ根のネジで具合を調整して発進。 帰りみち台場あたりで晩ごはんを食べるつもりだったけど、伸びがだんだんひどくなる感じがするのでとにかく早く家に帰ることにする。

自宅に着いて調べてびっくり! クラッチワイヤがレバー側のたいこのところで 8 割以上切れてる!! 残り何本かでかろうじてつながっている状態だった。 近所のバイク屋さんももう閉ってるし、明日は日曜だから休み。 しょうがないから明日は上野だ。

2000 年 11 月 5 日(日)

稽古の後、上野に向った。

純正パーツを在庫している光輪の純正パーツ館に行ってみる。 残念ながら FZR250R のクラッチワイヤは切らしてるとのこと。 そのかわりにパーツカタログ(中古)を見つけたので、思わず衝動買い。 1,000 円。 簡単な図面も載っていて、これだけでも部品の組み付け順などが十分わかるように作られているので、重宝しそう。

パーツカタログに載っている車体番号などと照らし合わせると、僕の FZR250R は '90 年型、メーカー呼称 3LN3 であることが分かった。 バッテリや点火栓の正確な品番も分かって、これで安心して部品交換ができる。

ほかに純正パーツを置いている店がないか店の人に聞くと、「D's」という店があるらしいので行ってみる。

入ると、光輪の純正パーツ館よりも大きい。 純正パーツは 5F らしいのでとにかく上る。 在庫はそれほど多くないみたいだけど、まだ入手可能なものに関しては注文できるらしい。 メーカー在庫や値段の確認なんかもすぐに応じてくれて感じがいい。

サービスマニュアルも欲しくなったので聞いてみたら、まだ新品が入手可能とのこと。 5,400 円と結構高いけど、やっぱり欲しいのでクラッチワイヤといっしょに注文してしまった。 水曜日に入荷予定。

2000 年 11 月 9 日(木)

前日に入荷して受取りに行ったクラッチワイヤを取りつける。

クラッチワイヤの交換は結構めんどうで、工具を入れる関係で左アンダーカウル、左テイルカウルを外してタンクを持ち上げる必要があった。

もとのワイヤを外してみると、4 本だけつながっている状態だった。 これでよく千葉から帰ってこられたもんだ。

外したワイヤをいろいろ調べてみたけど、グリス切れで引きが重くなっているということはなかった。 手で動かしてみても、新品よりはやや重いけどそれほど抵抗なくするする動く。

いっしょに入手したサービスマニュアルによると、3LN3 のクラッチワイヤはエンジンとラジエタの右側にある右ダウンチューブの途中から内側にいれる(ダウンチューブの間を通す)のが正しいケーブリングらしい。 買ったときは外側のままエンジンに引き回されてたので、長さがキツくて左にフルハンドルを切るたびにがちがちに伸びてた。このせいなのかなあ。

中古車の宿命かな‥‥‥。 やっぱりサービスマニュアルって大事なんだな。

交換後、ならしをかねて秋葉原まで昼ごはんを食べに行った。 クラッチレバーの感触もなかなかいいみたいで安心。

2000 年 11 月 11 日(土)

フロントスクリーンを止めるネジが一組脱落してたので、修理するために注文した。 150 円。

2000 年 11 月 14 日(火)

ネジが届いたので、取りつける。

ほかのやつも増し締めしようと思ってちょっと締めたら、一本折ってしまった!なんとネジの方は樹脂製だった。 また YSP 新宿中央に引き返して同じものを注文するのも恥かしいので、後日秋葉原のネジ屋さんに行くことにして今日はおしまいにした。

2000 年 11 月 16 日(木)

秋葉原のネジ屋さんに行った。

聞いてみたら、材質が金属だけどほぼ同じ色・形のネジがあったので、10 個購入。全部で 100 円。

取りつけた感じもほとんど見た目にはわかんないし、大丈夫かな。

2000 年 11 月 18 日(土)

リニアモーターカーの見学施設を見に山梨まで行く。

中央道を大月インターで下りて、国道 139 号を富士吉田方面へ。 交差点にわりと大きな「リニア見学センター」の看板があったのでわかりやすかった。

あいにく土曜には試験走行はないらしい。 仕方ないので施設内を見物してまわる。 こじんまりしてるけど中は結構立派な施設。 リニアの仕組みを解説した展示物やエンドレスで回っているビデオなんかはいかにも見学センターって感じだけど、おみやげコーナーがあるのにはびっくり。 まるで観光地のおみやげ屋さんという感じ。 何かしら鉄道か山梨に関係あるグッズやお菓子がたくさん置かれている。 ちょっと飲んでみたかったので、山梨のワインを買うことにした。

帰りは 17:00 を回ったせいか気温も下ってきて、普通の格好で高速道路を走るのは結構寒い。 早く何か温かいものがほしくなって、石川パーキングエリアで晩ごはんにした。 ごく普通のラーメンなのに妙においしかった。

2000 年 11 月 19 日(日)

特に理由もなく秋葉原に行く。

そういえば、ビートルズのベストが出てるんだっけ。 でも今日は現金の持ち合わせがないからパス。

まっすぐ帰るのはつまんないから、久しぶりに晴海埠頭に行ってみることにした。

昭和通りから晴海通りに抜けて、突き当たるまでずっと真直ぐ走っていく。 そこを右折してしばらくして今度は左折。

今日はなんだか前回に比べて停泊してる船が多い。 大きいのや小さいのやいろいろ。 潮の香りは変ってないな‥‥って当り前か。 風が強くて展望台はちょっと怖かった。

それから、夢の島を見に湾岸道路を走ってみることにして出発。 来た道を戻って、さっき右折した交差点をまっすぐ進む。

湾岸道路は空いてて、ほとんど止らず 60km/h で走れる。 部分的に、平行して走ってる首都高のほうが制限速度が遅い区間があるのはちょっとおもしろい。

そんなことを考えているうちに夢の島を通りすぎてしまった。 ま、いっか。 どうせだから、舞浜あたりまで走って帰ってこよっと。

そんなこんなであちこち走り回るばかりで帰ってきた。

2000 年 11 月 24 日(金)

月給が出たので近所の YSP 新宿中央にオイルとタイヤの交換の注文に行く。

最近どうもエンジンのメカノイズが大きい気がするし、トルクもない気がする。 今入ってるオイルの種類がわからないのと、買ってから 2,500km くらいはもう走ったのでエンジンオイルを交換してみることにした(サービスマニュアルによると 3,000km 毎に交換となっている)。 オイルは純正の EFERO FX (10W-40, SJ, MB) にした。 オイルの種類が変るのと、前回交換してるか怪しいのでオイルクリーナエレメントもいっしょに交換することにした。

タイヤも、リヤはスリップサインが出てるし、フロント・リヤとも溝の中に深いひび割れがあってゴムの弾力もないので迷わず交換。

30,000 円の前金を入れて取り寄せを頼んだ。

2000 年 11 月 28 日(火)

部品が入ったと連絡があったので、不足額の 2,570 円とともに FZR250R を入院させる。 明日夕方には仕上がるとのこと。

2000 年 11 月 29 日(水)

FZR250R が帰ってきた。

お店の人に「新品のタイヤはものすごく滑りやすいから 100km ぐらいはいきなり倒さないように気をつけて」と念を押される。 そっか、俗にいうタイヤの皮むきってやつが終るまでは注意が必要ってことか。

様子を見るために都内をしばらく走ってみることにする。

ちゃんと暖気が終らないうちに発進したせいか、 2 速にシフトアップするときにクラッチを切ってアクセルを戻したらいきなりエンスト。 まだオイルがエンジンになじんでないのかなあ‥‥‥ エンジンが冷えた状態ではエンストしやすくなったみたい。 ということは、今までかなり柔らかいオイル(5W-?? とかかな?)が入ってたってことかな? これからは暖気をきちんとやる必要がありそう。 ただ、メカノイズはあきらかに静かになった。

秋葉原まで大久保通りを流す。 エンジンが暖まるにつれて調子がでてくる。 エンジンを低回転で使ったときのちょっといやな音(ノッキングのカリカリという音とは違う音)が少なくなったみたい。

石丸本店を見物したあと上野へ。 それから昭和通りを日本橋まで走る。 加速も戻ったみたいだし、いい感じ。

結構な距離走ったけど、下手っぴなぼくだと皮むきにならない‥‥‥ 自宅に着いてタイヤを見てみたけど、真ん中あたりしか使えてないよぉ。

けどまあ、これで燃費がどうなるか楽しみ。

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