FreeBSD

富士通 LIFEBOOK UH WUB/F1 に入れる

14.2-RELEASE が出た

14.2-RELEASE が出た

freebsd-update(8) で上げた後、いくつか作業が必要だった(後述)。

付いてるけど動かないものは以下の通りで変化なし。

ACPI S3 state が無いので sleep ができない点も変わらず。

動作状況 (14.2-RELEASE) 2024-12-03
デバイス ドライバ 動作 備考
内蔵 SSD nda(4)
キーボード atkbd(4)
タッチパッド hmt(4) /etc/rc.conf の kld_list に ig4.ko を追加。
snd_hda(4) 出力先ごとに別デバイス。pcm0: HDMI pcm1: 内蔵スピーカー pcm2: ヘッドホン。
SD カードスロット sdhci(4)
コンソール vt(4) 現時点のパッケージの drm-61-kmod は注意が必要
X amdgpu(4x) drm-515-kmod または drm-61-kmod を入れる。内蔵パネルは eDP、外部 HDMI 出力は DisplayPort-0。
有線 LAN re(4) realtek-re-kmod198 を入れる。
Wi-Fi iwlwifi(4) Intel AX200。11a/b/g でしか動かない。
Bluetooth - iwmbt-firmware を入れる。
内蔵カメラ - UVC。720p まで。

loader.efi 更新

ブート時に LOADER IS TOO OLD みたいな表示が出るようになったので、loader.efi を更新。

 # cp /boot/loader.efi /boot/efi/EFI/freebsd/loader.efi

パッケージの drm-61-kmod だとコンソールが真っ黒

pkg(8) で入れた drm-61-kmod を使っていたが、14.2-RELEASE に上げたら、ブート時の DRM の初期化後に画面が真っ暗になるようになってしまった。 X を起動すれば普通に動くけど、ttyv0 などに切り替えたらやっぱり真っ黒。

/var/log/messages を確認すると‥‥

 VT: Driver priority 0 too low. Current 101
 fbd0: not attached to vt(4) console; another device has precedence (err=17)

あたりが原因かな?

このメッセージを検索してみると、どうやら drm-61-kmod パッケージが 14.1 の kernel 用にビルドされているから、ということみたい。 virtualbox-ose-kmod と同じか。

drm-515-kmod に入替えたら問題なくなったように見えるけど、やっぱりバージョンを落としたくはないなぁ。

で、結局以下を ports から入れ直した。

gpu-firmware-amd-kmod-renoir と realtek-re-kmod は必要なかったかも。