バイクメーカーの純正オイルに特に不満がなければ、純正オイルの中から選ぶのが無難なようです。
FA | 2 サイクルオイルとして最低限の性能を有する |
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FB | FA よりも潤滑性・清浄性に優れる (FA よりもエンジンが滑らかに回り、きれいに保つ) |
FC | FB よりもさらに排気煙、排気系閉塞性に優れる (FB よりもさらに性能がよく煙も少ない) |
バイクメーカーの純正オイルの一番安いものでも FC なので、グレードにはあまり意味がありません。 JASO FC の表示があるかどうかが重要です。
大手オイルメーカーの評判のいい製品で FC
でないものもあったりするようですが、お財布と相談の上でしかたなく安いオイルで済ませる場合なんかは、最低限
FC かどうか確認しておくと少しは安心できると思います。
2 ストロークエンジンでは、潤滑油をガソリンといっしょに燃やすわけですが、ガソリンほど完全には燃えないこともあります。 燃え残りは排気ガスに混じって捨てられるわけです。 これが 2 ストローク特有の排ガス臭の原因です。
排出されたオイルが長い間そのまま残ると、環境に与える影響が大きくなります。 そこで考え出されたのが、生分解性をもつ(=ある程度時間が経つと微生物に分解されて水と二酸化炭素になる)オイルです。
メーカー純正オイルの中にも、こういった製品が見られるようになりました。 潤滑油としての性能も良いようです。 これからは、ぜひこういったオイルを選びたいものです。